鍵の交換・修理・トラブルは緊急カギ当番<<緊急鍵当番>>に

本日は渋谷区原宿で店舗様の金庫の解錠をしてきました。

原宿と言えば竹下通りが昔から有名ですが、今回ご依頼いただいたお客様は、そんな原宿竹下通りに軒を連ねる店舗様からでした。お電話口のショップの店員さんはとても慌てたご様子です。くわしいお話しをお聞きすると、店舗事務所内にある金庫に本社に提出する重要な書類を保管しておいたようなのです。その書類は今日までに本社に届けなくてはいけないものだったのですが、今日金庫を開けようといつも鍵を保管してあるバックヤードにいってみると鍵がなくなっていたそうです。慌てて店舗内をくまなく探してみたものの、ついに金庫の鍵は出てこなかったということでした。店長様の話だと、昨日金庫の鍵を開け閉めした際に鍵をいつもの場所に戻すのを忘れていたということです。もしかしたら上着のポケットなどに入れたまま自宅に置いてきた可能性が高いということでした。

どちらにしても本社への書類提出は今日なので、家に鍵を探しにもどっている時間もなく緊急鍵当番へご相談となったようです。

とにかく急いでいるご様子だったので、緊急で原宿の現場まで作業車を走らせました。しかし平日の昼間だというのに、やっぱり原宿の竹下通り周辺は混み合っています。予想より少し遅れて現場に到着すると、ショップ店長様が私の到着を待っておられました。さっそく金庫を見させていただくと、サガワ製の耐火金庫PC41です。この金庫は歴史あるサガワ社の金庫の中でもロングセラー商品です。鍵シリンダーとダイヤル錠のオーソドックスな作りですが、鍵はディンプルキーでダイヤル錠も100万変換ダイヤルという優れものです。ダイヤルの暗証番号は分かっているということでしたから鍵開けのみの作業になりますが、ディンプルキーを鍵開けするとなると一苦労です。

愛用の工具箱からピッキング用の工具を取り出し、金庫の鍵開け作業開始です。お客様は興味津々で解錠作業を見守っておられましたが、防犯上の理由で鍵開け作業をお見せすることができない旨をお伝えし別室でお待ちいただきました。サガワ製金庫の鍵穴と格闘すること50分、ついに金庫を開けることができました。

別室でお待ちいただいていた店長様をお呼びして、金庫の扉を開けてもらいます。金庫にも中身にも問題がないことをご確認いただき、すべての作業は終了です。帰りは代々木公園を横目に次の現場の世田谷へ向かいました。金庫の鍵開けは原宿に緊急対応可能な渋谷区の鍵屋さんへお気軽にお電話ください。

金庫を開けたいというお客様はいろいろなご事情で私たちにご依頼をされます。仕事上の理由や家庭の理由などその理由はお客様によってさまざまです。先日ご依頼をいただいたお客様は品川区五反田にお住まいの方で、ご家庭で使用している金庫を開けてほしいというものでした。

くわしい内容をお聞きすると、お客様のご家庭では先日ご主人様が他界され、遺品整理のために古くから使っている金庫を開けようとしたところ、鍵が見当たらず開けられない状態が続いているということでした。家族や親戚のみならず多くのご友人がいらっしゃったご主人様のようで、金庫には昔から撮りためていた思い出の写真や、友人達とやりとりしたお手紙など、ご主人様の思い出のつまった品々が保管されているということでした。

お電話をいただいたのは奥様からで、どうしても開けて、ご主人様の思い出の品を整理し家族や親戚、友人にお知らせしたいというご要望でした。そんな切なくもあたたかな奥様のお気持ちが私にも伝わってきて、少しでも早く中身を取り出してあげたいと思いました。

お客様のご自宅の場所をうかがうと、品川区の五反田です。そのとき作業していた場所からは作業車で30分ほどで到着できる旨をお伝えして、五反田の現場まで急行することになりました。現場に到着すると奥様が出迎えてくれ、ご挨拶をさせていただきました。金庫は奥の座敷の仏壇のとなりに備え付けられていました。私はご主人様のご遺影に手を合わせ、鍵開けにとりかかります。

金庫はサガワ製の古い耐火金庫です。鍵シリンダーのみのついたタイプでしたので、鍵穴をルーペでのぞき込み、シリンダー内に大きな損傷などがないことを確認した後、ピッキングにて鍵開け作業にとりかかりました。作業すること30分ほどでしょうか。カチャリと音がして無事金庫の解錠が成功。奥様に扉を開けていただくと、ご主人様が撮りためたお写真やお手紙などがたくさん出てきました。奥様は丁寧に私にお礼をしていただき、とても恐縮したのを覚えています。鍵屋という仕事をしていると、ほんとうにいろいろなお客様に出逢いますが、今回は自分ももう少し親孝行しようと考えさせられた作業でした。金庫の鍵開けやダイヤル解錠は、五反田完全対応の品川区の鍵屋 緊急鍵当番までお気軽にお問合せください。