こんにちは！緊急鍵当番です。
皆様の中には、いまだに置き鍵をして外出をする方はいらっしゃいますでしょうか？私が子どもの頃は、よく玄関の鍵をポストに入れたり、庭先にある植木鉢の下に鍵を隠したりして外出したものです。しかしこうした行為は鍵を保管場所に置く瞬間を見られている可能性があり、とっても危険なことをしているということを自覚しておきましょう。
隠した鍵を見つけられて自宅に侵入されて財産などを盗られてしまうことも大変な負担ですが、過去に緊急鍵当番がご依頼を受けた、お客様が実際に体験したトラブルは、それとは少し違った怖いものでした。それはいわゆるストーカー行為に近いものでした。犯人はポストに入れておいた鍵で、こっそり合鍵を作り、その合鍵を使って被害者のご自宅に何度も侵入していたそうです。ある時お部屋の様子が変わっていることに気づいた家主様が警察に相談して犯人は逮捕されてそうですが、とても今の鍵を使い続ける気にはなれないということで弊社に鍵交換のご依頼をされた方でした。金品などが盗られるという被害はなかったのですが、とても気分が悪くなる行為ですよね。自分の知らない間に赤の他人が自宅に入って好き放題していたなんて、考えただけでもぞっとします。
このお客様の場合は、置き鍵を使って合鍵を作られてしまいましたが、最近の新築戸建て住宅にお住まいの方は、玄関の鍵を見てみると分かると思うのですが、メーカー名とキー番号が刻印されています。鍵屋さんによってはキー番号を告げるだけで子カギ(純正キー)の注文を受けてくれるかもしれません。そうなるとカギを持って行って合鍵をつくることすらも必要なくなります。あなたが不用意にテーブルに置いたキーホルダーの中から、家の鍵のキー番号を見て覚えておけば、あなたの家に入ることのできるカギが作成可能ということです。
どうでしょうか？とっても怖い話だと思いませんか？このような可能性があるのでカギの管理には細心の注意が必要なのです。鍵は自分や家族以外には絶対に分からないような場所で保管する、鍵はむやみに他人に見せない。この二つを守ることが防犯対策の第一歩になります。心当たりのある方はぜひ実践してみてください。
