本日お伺いしたのは渋谷区代々木にある会社さまです。ご依頼は事務所にある金庫を開けてほしいというものでした。
お電話いただいたのはお昼を少し過ぎた2時ごろだったと思います。お客様は電話口でとても焦っているご様子で「今日の4時までに金庫を開けてほしいのですが…」と少し遠慮がちに話し始めました。少し様子が変だなと感じ状況を聞いてみると、今日の5時までに顧客先に出向いて重要な企画のプレゼンテーションがあるようなのですが、大切なプレゼン資料を保管した金庫の鍵を紛失してしまったということなのです。企画書はパソコンから出力すればすみますが資料はコピーをとっておらず再度取り寄せる時間もないことから、金庫を開けるしかないということになったそうです。
ところが複数の鍵屋に連絡してみたところ、時間的に間に合わず断られ続けていたみたいなのです。それで当社にお電話いただいたときもまた断られるのではないかと不安になって、様子がおかしかったのですね。現場住所を教えてもらうと渋谷区の代々木だったので、20~30分ほどで到着できる旨をお伝えすると「助かります!すぐに来て下さい」と正式にご依頼をいただきました。
作業車で代々木駅周辺のオフィスビルに到着し、担当者様と挨拶をしたあとさっそく問題の金庫を拝見いたします。金庫は日本アイ・エス・ケイ製の耐火金庫キングスーパーダイヤルでした。この金庫は家庭用金庫の部類に入りますがダイヤルを回す回数が従来の半分ですむシステムを搭載している使い勝手のよい金庫です。
今回は鍵の紛失でシリンダー錠の解錠のご依頼だったため、ピッキング工具を使って鍵穴を探っていきます。この金庫に備えてあるシリンダーはディンプルキーです。この鍵をピッキングで解錠するのは困難を極めますがそこは長年の経験で対応しました。鍵開け作業を続けること60分程度で無事金庫の鍵開けが終了。お客様にご報告すると「間に合うとは思いませんでした!ほんとうにありがとうございました!」と感謝の言葉をいただきました。鍵屋の仕事をしていて一番うれしい瞬間です。こちらこそご依頼いただきましてありがとうございました。金庫の鍵開けのご相談は代々木に緊急対応可能な渋谷区の鍵屋さんへお気軽にお電話ください。