本日は東京都墨田区押上のお客様からご連絡をいただき、金庫のダイヤル解錠作業にいってきました。
お客様は押上に事務所を構える会社様で、事務所で使用している金庫のダイヤル暗証番号を忘れてしまい金庫が開けられない状態ということでした。押上といえば東京スカイツリーが有名ですよね。私も開業当時家族で東京スカイツリーに上った事があります。押上は再開発により町並みも一変して閑静なお洒落な雰囲気になりました。今回ご依頼いただいたお客様の会社はそんなスカイツリー近辺にあるオフィスビルの一角にありました。
現場に到着し、担当部署の方とトラブルの詳細について話をしてみると、最近金庫の管理担当者が会社を退職したらしく、新しい担当者に金庫の管理を任せ、防犯の為にダイヤルの暗証番号を変更したそうです。しかし新しい担当者は変更した暗証番号を記した書類を失くしてしまい、現在金庫を開けることができないということでした。
金庫の暗証番号の管理ミスで発生するトラブルは後を絶ちません。人間がすることですからミスがあって当然ですが、いざという時の為にバックアップなどの体制を整えておくことが求められます。
金庫を拝見させていただくと、クマヒラ社製の防盗金庫プロテクトセイフPSシリーズでした。防盗金庫というのはその名の通り金庫の盗難などを防止する為に作られた金庫です。防盗金庫は耐火性能のさることながら、破壊に対する性能が抜群に強く、バールなどの破壊工具による攻撃に長時間耐えるとても頑丈な金庫です。クマヒラ製のプロテクトセイフはそんな防盗金庫の中でも一歩進んだ耐久性能をもつ優れものなのです。
この金庫は破壊して開ける事もままなりません。そこで金庫の鍵開けに要する時間は大幅にかかってしまいますが、お客様に了承を得てオートダイヤラーを使っての金庫解錠を行います。オートダイヤラーによって100万変換ダイヤルのついた金庫でも、高い確率で暗証番号を探り当てることができます。オートダイヤラーを金庫にセットして数時間後、無事金庫の鍵開けに成功いたしました。お客様に探り当てた暗証番号をお渡しして全ての作業は終了です。緊急鍵当番では金庫のダイヤル番号の忘れなどによるトラブルにも完全対応いたしております。押上へは最短20分でのご対応も可能ですので、金庫が開かない時はお気軽にお問合せください。今回もご依頼いただきましてありがとうございました。