昨日は新宿区高田馬場でセントリー製金庫のダイヤル解錠作業を行ってきました。
お客様は高田馬場駅近くの創作料理を専門とする飲食店様で店舗の事務所には直近のお店の売上げやシェフが考案した創作料理のレシピを記したメモなどが保管されているということでした。作業当日はお客様のお店にとってとても大切な日で、お店に出資をしてくれている人物を招いて新メニューのお披露目パーティを行う予定になっていたそうです。そんな大切な日に新メニューのレシピを保管している金庫が開かなくなってしまったというのです。
詳しい事情を聞いてみると、事務所に置いてある金庫は鍵とダイヤルがついた2重ロック式の金庫で、お店の売上げを一時保管したりレシピの出し入れで毎日開け閉めを行っていたそうです。そのためダイヤル錠を毎回合わせるのが面倒で、ダイヤルは暗証番号を合わせて開いている状態で固定して鍵のみで金庫の開閉をおこなっていたそうなのです。ところが当日金庫を開けようと鍵を回しても扉が開かず、おかしいなと思ってダイヤルを見てみると、いつもの位置からずれていることに気づいたそうです。誰がダイヤルをいじったのかは分からず、もしかしたら仕事中に誤って金庫に接触などをした際にダイヤルが回ってしまった可能性があるということでした。
こんな時でも暗証番号さえ分かっていれば問題なく金庫は開けられるのですが、長期間ダイヤルの解錠を行っていなかったため、暗証番号を忘れてしまったということで、慌てて当社にご依頼となりました。当日のディナーの時間までに間に合うように金庫を開けてほしいということで、緊急で高田馬場の現場に向かいました。
現場に到着し金庫を拝見するとセントリー製の家庭用耐火金庫ファイアセーフアドバンスシリーズです。このシリーズの金庫は何度か鍵開けの経験があります。さっそくダイヤルの解錠作業にとりかかりました。聴診器をあてながらダイヤルを探っていくこと1時間程度でしょうか。無事に金庫を開けることができました。お客様も安心されたようで笑顔でお礼をいただきました。
ダイヤルを合わせる作業は確かに少し面倒ですが、これからはちゃんと暗証番号を保管し毎回ダイヤル錠も合わせていくとおっしゃっておられました。金庫の鍵開けのご相談は高田馬場に緊急対応可能な新宿区の鍵屋さんへお気軽にお電話ください。