今日は越谷市のレイクタウンでトヨタシエンタの鍵開け作業を行ってきました。
お客様からご連絡をいただいたのは日曜日の昼下がりのことです。車の鍵を紛失して鍵が開けられなくて困っているということでした。ひどく慌てておられるご様子だったので、すこし落ち着いていただき鍵トラブルの詳細をお伺いしました。お客様は本日お仕事も休みということで、ご家族で越谷レイクタウンに買い物にきていたそうなのですが、ひとしきり買い物とレジャーを楽しんだ後、帰宅しようとしたときに乗ってきたお車の鍵を紛失していることに気がついたそうです。慌てて自分たちが立ち寄ったお店などを探したようですが鍵は見つからず、お届け物の問い合わせをしても鍵は見当たらなかったそうです。越谷レイクタウンは広大な敷地ですので、すべてを探し回るのは不可能と判断し当社へ鍵開けのご連絡となったようです。
まずは、鍵開けを行うお車の車種と年式をお伺いするとトヨタのシエンタで、年式は2003年モデルということでした。2003年のシエンタはイモビライザーもスマートキーも搭載されていないため、すぐに鍵開けが可能なことをお伝えし、緊急での出動となりました。越谷レイクタウンへは国道4号線をつかって向かいましたが、休日のため渋滞が発生していました。越谷レイクタウンは市内きっての観光施設です。しかも休日とあっては混み合うのも仕方ありません。裏道をつかってなんとか渋滞を回避しながら現場に到着。どこの駐車場にシエンタを駐車したのかお電話で確認し、作業車から専用の工具を持ち出し歩いてお客様の待つ場所まで駆けつけました。
お客様は森側の立体駐車場にシエンタを駐車されていたので歩いて行きましたが、さすがに広大な敷地です。お客様と合流するまでにいくばくかのお時間がかかってしまいました。なんとかお客様と合流することができ、免許証と車検証にて本人確認を済ませた後、早々にシエンタの鍵開け作業にとりかかります。2003年式シエンタの鍵はギザギザタイプの鍵であることはわかっていました。このタイプの鍵であればピッキングでもさほどお時間はかかりません。お客様が見守る中シエンタの鍵穴と格闘すること15分、無事鍵を開けることができました。しかし今回は鍵を紛失されているため、シエンタの鍵開けだけでは問題解決とはなりません。なくした鍵を作製しないとお車のエンジンをかけることができないので、その場で鍵の作製も行うこととなりました。シエンタの鍵穴からこの車の鍵の情報を読み解いていきます。すべての鍵の情報を解読したのち、作業車へもどって専用の機械でシエンタの鍵を作製していきます。細かい微調整の加工が必要なため、何度もシエンタと作業車を往復しなければならなかったのでお時間はいただきましたが、1時間ほどで無事に鍵を作製することができました。
鍵開けが済んだシエンタの車中でお待ちいただいていたお客様に、できあがった鍵をお渡しすると、その場で鍵が作れてしまうことに驚いたご様子でした。新しく作製した鍵でエンジンがちゃんとかかることを確かめていただき、今回の作業はすべて終了です。この度はシエンタの鍵開けと鍵作製のご依頼をいただきましてありがとうございました。