本日緊急出動させていただいたのは、トヨタヴィッツの鍵作製のお仕事でした。
ご連絡いただいたのはお昼を過ぎた15時30分ごろ、慌てたご様子で緊急で車の鍵を作ってほしいというご希望のお客様からでした。詳しい鍵トラブルの状況をお伺いすると、お客様は本日お仕事で世田谷区に営業車で来ていたそうです。営業車をコインパーキングに入庫し、ビジネスパートナーとの商談をしていたそうなのですが、商談が予定よりも長くなりお昼を過ぎそうだったので、一緒に昼食をとることになったそうです。商談相手のオススメのお店があるということで、一時商談を中断し、徒歩でランチを食べに外出した後、改めてお仕事の話をしたそうなのですが、商談が終わって帰路につこうとコインパーキングまで来てみると、ポケットに入れておいたはずの車の鍵がなくなっていることに気がついたそうです。いわゆる『鍵の紛失』です。
お客様も慌てて取引先やランチを食べたお店に連絡を入れて確認したらしいのですが、結局車の鍵は見つからなかったそうです。おそらく商談先に行く途中か、ランチで出かけた時、または商談先からコインパーキングに戻る最中に鍵を紛失したのでしょう。お客様もできる範囲では鍵を探したそうですが、最終的にあきらめて当社に鍵作製のご依頼となったようです。当社ではお車の鍵の紛失が原因による鍵の作製はほぼすべての車種に対応可能です。お客様のお車の車種をお尋ねすると、トヨタのヴィッツということでした。年式をお伺いしてみると2009年式ということです。この年台のヴィッツはオプションでイモビライザーが搭載されているタイプもありますので、念のため盗難防止装置がついているか確認すると、会社で使っている営業車なので、そのような装置はついていないということでした。一般的なギザギザタイプの鍵であれば、到着後40~50分程度で鍵の作製が可能ですとお伝えすると、すぐに対応してほしいということになり、緊急出動いたしました。
お客様のお車が置いてあるコインパーキングは世田谷区等々力にあります。現場までは駒沢通りから環八を抜け等々力渓谷を横目に作業車を走らせ30分ほどで到着することができました。お客様はコインパーキングの入り口でお待ちいただいておりましたので、早速ご挨拶をし、問題のヴィッツを拝見させていただきました。今回のヴィッツは2代目のKSP型です。お客様がおっしゃっていたとおり、イモビライザーは付いていません。お客様はお急ぎですので、すぐさま作業に取りかかりました。まずはヴィッツのドアを鍵開けしていきます。ピッキングによる鍵開け作業ですが、ヴィッツは今まで何台も鍵トラブルを解決してきた経験があり、10分程度でドアを開けることができました。
次に肝心の鍵作製作業です。運転席の下に潜り込み、イグニッションキーの鍵穴からヴィッツの鍵のパターンを解読していきます。取得したパターンをもとに鍵作製機にブランクキーをセットし鍵を削っていきます。仕上がった鍵に微調整を加えて、ヴィッツの鍵作製が完了しました。最後にお客様に実際にエンジンを掛けていただいてお仕事終了です。今回はヴィッツの鍵作製のご依頼をいただきましてありがとうございました。