本日は神奈川県相模原市で家庭用金庫の鍵開け作業をおこないました。
ご相談のお電話をいただいたのは相模原市にお住まいのお客様からです。ご依頼の内容はご自宅に置いてある金庫の鍵開けです。ご事情をおたずねすると、お客様のご家庭には介護が必要な祖母がいるそうなのですが、今回ようやく養護老人ホームに入居できることになったらしいのです。最近では老人ホームも満室の施設が多く、順番待ちの状態だったそうです。おばあさまの入居が決まり老人ホームとの契約書を作成したというのですが、その契約書を自宅の金庫に入れた状態で金庫が開けられなくなってしまったということでした。本日中に契約書を施設に提出しないといけないらしく、緊急での鍵開けをご希望です。金庫が開かなくなった原因を聞いてみると、お客様がお持ちの金庫の鍵を紛失してしまったということです。金庫は相模原市のリサイクルショップで中古で買ってきたもので、2つの鍵がついていて金庫を開け閉めするタイプ。お客様のお話ではリサイクルショップで買った段階で2つある鍵の片方は壊れていて、鍵の開け閉めは1つの鍵で行っていたそうです。金庫の大きさを伺ってみると電子レンジくらいの大きさだと言うことで家庭用の金庫です。すぐにお客様のもとへ出動しました。
相模原市のご自宅へは国道16号線を使って向かいます。途中国道129号線に乗り換え上溝方面へ向かえば40分ほどで到着することができました。到着後お客様にご挨拶をして、さっそく金庫を拝見させていただきます。今回の金庫はダイヤセーフ製の耐火金庫DW30-1でした。この金庫の特徴はみかん箱程度のコンパクトなボディなのに約30kgもある重量によって、持ち去りによる金庫被害を未然に防げる点です。耐火金庫なので火災時にも30分、金庫の中身を炎から守ってくれます。最大の特徴はシリンダー式の鍵が2つ付いている点です。近年の金庫は鍵シリンダーとダイヤル錠やテンキー錠の組み合わせが多いのですが、暗証番号式の金庫を敬遠される方も結構いらっしゃいます。暗証番号は忘れてしまう危険性があるためです。とはいっても鍵が1つしかない金庫だと防犯的に心許ない、、そんなご要望に応えたのがダイヤセーフ製の耐火金庫DW30-1です。暗証番号式の施錠を行わず、鍵を2つつけることで暗証番号の煩わしさをなくし、セキュリティー面でも高い防犯性能を持たせています。
お客様の場合リサイクルショップで購入した時点で鍵は1つ使えなくなっていたようですから、今回はピッキングにて金庫の鍵開けを行うことになりました。まずは床に置かれていた金庫をピッキングしやすい位置に移動することになり、お客様にも手伝ってもらってテーブルの上に上げていただきました。ちょうどいいポジションで行わないとピッキングというのはうまくいかないものです。当然ですが金庫の鍵シリンダーはピッキングにも強い抵抗力をもっています。いくつかのピッキングツールを試しながら金庫の鍵開け作業を行うこと40分。無事に耐火金庫DW30-1の鍵開けが完了しました。
お客様に金庫の扉を開けてもらうと、中に入っていた老人ホームの書類をとりだして、お客様はさっそく契約に向かわれました。今回はダイヤセーフ製の耐火金庫DW30-1の鍵開けのご依頼ありがとうございました。