葛飾区柴又で家庭用金庫の鍵開け
本日は葛飾区柴又のお客様からご依頼をいただき、家庭用金庫の鍵開けを行ってきました。
お電話いただいたお客様は葛飾区柴又に住む方で、ご自宅にある家庭用金庫に貴重品を保管していたそうです。昨日亡くなった旧友からもらった思い出の品を金庫から取り出そうとしたとき、ダイヤルの暗証番号をメモした紙をなくしてしまっていることに気づいたそうです。金庫には思い出の品以外にも役所に提出する書類や貴重品がしまってあるということで、なんとか早急に開けてほしいというご依頼でした。
私は松戸での作業を終え、東京に帰る途中でしたので、そのまま葛飾区柴又へ急行することとなりました。現場には20分で到着。お客様はあまりにも早く駆け付けた私にとてもビックリされていました。ご挨拶に名刺をお渡しし、さっそく問題の金庫を拝見させていただくと、コクヨ製の家庭用耐火金庫ホームセーフシリーズでした。コクヨ製の金庫は品質も良く、耐火材に高い強度をほこる高炉セメントを使用していて火災時にも金庫内の貴重品をしっかり守ることができます。
今回はダイヤル錠の解錠ということで、金庫を調べてみると暗証番号が3つの数字の組み合わせの3枚座というタイプでした。聴診器を金庫にあてがい、慎重にダイヤルを回していきます。こんなとき少しでも暗証番号を覚えてもらっていると、さらにスピーディにダイヤルを開けることができるのですが、残念ながらお客様はまったく番号を覚えていないということでした。確かにメモに記した暗証番号を常に記憶しておく人って、そうそういませんよね。今回は少し手こずってしまい60分以上時間が経過したとき、お客様が私にお茶の差し入れをしてくださいました。「長い時間、ずっと金庫の前に座っていると疲れるでしょから、お茶でもどうぞ」とやさしい言葉もいただき、ありがたい気持ちでいっぱいになりながら金庫のダイヤル開錠を続けました。
時間にして80分ほどが経過したころでしょうか、なんとかダイヤル錠の鍵開け作業が成功し金庫を開けることができました。お客様も大変よろこんでくださり、さらにもう一杯お茶を出していただきました。一息ついたあと、解読した暗証番号をお客様に渡し、今度はちゃんと保管場所を決めてなくさないようにしてください、と言葉をかけて柴又の現場をあとにしました。金庫の鍵開けは、柴又まで20分対応の鍵屋さん、緊急鍵当番までご相談ください。